NO110 薄毛や抜け毛の改善「亜鉛」
2017/08/15
今日は、前回の男性ホルモンでも、紹介しました「亜鉛」について、
もう少し詳しくご紹介させていただきます。
前回の男性ホルモンのブログで、
亜鉛は、男性ホルモンを抑制する働きがあると書きましたが、
それ以外にも大切な働きがあります。
それは、タンパク質を摂取し、
そのたんぱく質を髪の成分であるケラチンに
変化させるために必要なものが亜鉛なのです。
髪や頭皮のためにタンパク質をたくさん摂っても亜鉛が不足すると、
髪の元であるケラチンが生成されないのです。
その点から言っても、亜鉛は髪の生成には
必要不可欠なものなのです。
ただし、亜鉛だけ摂っていれば良いというものではなく、
もちろん髪の原料となるタンパク質も必要ですし、
亜鉛の働きを助けるビタミンも必要です。
このことからもバランスのとれた食事が必要となってきます。
亜鉛は、生カキやレバー、タタミイワシ、煮干しなどの多く含まれますが、
日常的に摂取するには意識して食べないといけないので、
サプリメントなどで、摂取することも有効なようです。
生カキなど、亜鉛は一度に摂取しすぎると
発熱や吐き気など、身体に不調をきたすこともありますので、
取り過ぎには、十分な注意が必要です。
生カキでは、一度に食べる限界量は、
体つきや体重など、その人によって違いはありますが、
5~7個程度で十分な亜鉛の摂取量になります。
薄毛や抜け毛を気にしているようでしたら、
嫌いではなかったら、たまには生カキもおススメですよ。
あと最後に、亜鉛を摂取しても、
コーヒーを飲むと亜鉛の吸収率が下がるので、
覚えておいてくださいね。