NO35 薄毛や抜け毛の改善「紫外線」
2017/08/15
今回は、紫外線による頭皮や髪への影響について、ご紹介させていただきます。
最近は、秋も深まって涼しくなってきましたが、
夏だけではなく春から秋までは紫外線に要注意の季節です。
お顔や肌などのスキンケアや日焼け止めはみなさん使っているとは思いますが、
なぜか頭皮や髪には気を使っている方が少ないように思います。
お顔や腕など日焼け止めを塗っていても頭皮に塗るという方はいないですよね。
そこまではしなくても、帽子をかぶることや日傘をすることは、
日中日差しが強い時には必要なことです。
日よけでサンバイザーをしている人も夏はよく見かけますが、
お顔と頭皮はつながっている皮膚なので、ダメージは同じです。
頭皮も日焼けで痛いというところまで行くとわかりますが、
痛くならなくても、頭皮や髪は確実に傷んできます。
頭皮は傷んでいるのは感じなくても、
髪の毛は紫外線でパサつきが分かる時があると思います。
なぜかというと髪の毛の主成分はタンパク質でできています。
そのタンパク質は、紫外線を多く浴びるとタンパク変性をして壊れてしまうのです。
そんなときは、頭皮も髪を作る毛母細胞も傷んで
ヘアサイクルまで崩してしまうことがあります。
薄毛や抜け毛を気にする方は気を付けて見てください。
スプレータイプの日焼け止めもよい効果がありますが、
その日の夜は、シャンプーでしっかりと落とさないと
逆効果になりかねませんのでご注意ください。
まずは、春から夏はもちろん秋までは少し曇っていたとしても、
帽子をかぶる、日傘をさすことで、頭皮と髪はかなりの確率で守られます。
そして、汗もかくと水分と油分が頭皮で混ざり落ちにくくなるので、
毎日のシャンプーもしっかりと行いましょうね。